この選挙の
法定得票数は12票であります。
よって、園川良二
議員が副
議長に当選されました。
園川良二
議員の
挨拶があります。
〔園川良二副
議長 登壇〕
○園川良二 副
議長 お許しをいただきまして、一言御
挨拶を申し上げます。
ただいま、
議員の
皆様方の御推挙によりまして、
熊本市
議会第62代副
議長の重責を担うこととなりました。大変身の引き締まる思いでいっぱいでありますが、大変身に余る光栄なことであるというふうに思っております。
皆様方には、まずもって心から感謝を申し上げます。
もとより微力ではございますが、原口新
議長のもと、円滑な
議会運営に努め、この名誉ある職責を全力で全うしてまいる覚悟でございます。
皆様方にはこれまで以上に、より一層の御指導、御鞭撻を賜りますよう、心からお願い申し上げまして、就任の御
挨拶とさせていただきます。
ありがとうございました。(
拍手)
────────────────────────────
○
原口亮志 議長 この際、
会議規則第3条第2項の
規定により、議席の一部を
変更いたします。
正副
議長の交代に伴い、本職の議席を1番に、園川良二
議員の議席を2番に、
田中敦朗議員の議席を28番に、
紫垣正
仁議員の議席を29番に、
上田芳裕議員の議席を36番に、それぞれ
変更いたします。
────────────────────────────
○
原口亮志 議長 日程第2ないし
日程第42を一括議題といたします。
市長の提案理由の説明を求めます。
〔大西一史
市長 登壇〕
◎大西一史
市長 まず初めに、一言お祝いの言葉を申し上げます。
先ほど、
田上辰也議員、
福永洋一議員、
西岡誠也議員、
寺本義勝議員、
高本一臣議員の
全国市
議会議長会
表彰の
伝達式が執り行われたところでありますが、このたびの御受章、誠におめでとうございます。長年にわたる御活躍に心から敬意を表しますとともに、本市発展への御尽力に対し衷心より感謝を申し上げ、今後一層の御活躍を祈念申し上げる次第であります。
また、ただいま本議場におきまして、
紫垣正仁市
議会議長並びに
上田芳裕副
議長が辞任され、新たに
原口亮志議長、園川良二副
議長が選任されたところでございます。
紫垣前
議長並びに上田前副
議長におかれましては、就任以来これまでの間、伝統ある
熊本市
議会の
議長、副
議長としてその職責を見事に全うされました。両氏の御在任中は、新型コロナウイルスの感染拡大防止や市民生活の安心安全の確保、地域経済の再建など、困難な課題が山積する状況にもかかわらず、終始誠実かつ意欲的にその職務に取り組まれ、
市政の進展と市民福祉の向上に大きく寄与されました。ここに、その御労苦と御
功績に対し衷心より感謝を申し上げる次第でございます。
また、
原口議長並びに園川副
議長におかれましては、歴史と伝統ある
熊本市
議会の第58代
議長並びに第62代副
議長への御就任を心からお喜び申し上げますとともに、今後の御活躍を祈念申し上げます。引き続き市
議会と
執行部がそれぞれの役割を果たしつつ、本市のさらなる発展を図ることができますよう、特段の御高配をお願い申し上げる次第であります。
次に、提案理由の説明に先立ちまして、改めて新型コロナウイルス感染症によりお亡くなりになられた方々に衷心より哀悼の意を表しますとともに、御遺族の
皆様に謹んでお悔やみ申し上げます。
続いて、3点御
報告を申し上げます。
まず、新型コロナウイルス感染症への対応についてでございます。
去る5月26日に開催した
熊本県・
熊本市新型コロナウイルス感染症専門家
会議では、医療提供体制の整備等に関し議論が交わされ、入院病床のさらなる増床や宿泊療養に係るモニタリング強化などの体制整備が図られました。
また、6月4日には国に対し、まん延防止等重点措置適用地域の基礎自治体へ十分な財政支援措置を講じていただけるよう緊急要望を行ったところでございます。
このような中、本市における、5月31日から6月6日までの直近1週間における新規感染者数は、63名と減少傾向にあり、国のステージ分類によるステージ3の基準を下回っております。しかしながら、病床使用率は6月6日現在で63.7%となっており、医療提供体制の逼迫は継続している状況です。
本市では、引き続き国や県、医療機関等と連携し、市民の
皆様の生命と健康、安心な暮らしを守るため全力で取り組んでまいりますので、市民並びに事業者の
皆様方におかれましては、不要不急の外出自粛や在宅勤務の推進など、感染拡大防止対策の徹底に御
協力をいただきますようお願い申し上げます。
次に、新型コロナウイルスのワクチン接種について御
報告いたします。
ワクチン接種に関しましては、第2期の予約受付以降、本市及び委託業者の業務体制の見直しを行い、5月29日より第3期のワクチン接種予約の受付を再開したところであり、第4期の受付を6月19日に開始することとしております。この業務体制の見直しでは、ワクチン専任チームを増員し、医療機関との連絡調整を専任で行う医療機関対応班を
設置したほか、コールセンターを200名体制に拡充いたしました。
また、インターネットでの予約が困難な高齢者の方に向け、実際の予約を市の職員が対面によりお手伝いする、ワクチン接種予約サポートセンターを公設公民館等市内23か所に
設置し、5月29日以降で8,089件の受付に対応したところでございます。
さらに、集団接種に関しまして、6月21日以降、
熊本城ホールでは平日も開設するとともに、1日の接種人数を600人から2,400人に拡充することとしており、感染拡大防止の切り札となるワクチン接種を確実に進めるため、医療機関の
皆様の御
協力の下、引き続き全庁を挙げて取り組んでまいります。
最後に、事務事業の見直し等についてでございます。
本市では、新型コロナウイルス感染症の感染拡大やワクチン接種の本格化に伴い、関連部署の体制強化を図ってまいりましたが、高齢者の方に対するワクチン接種に続き、64歳以下の方への接種を円滑かつ確実に実施するため、さらに体制を強化する必要があります。
加えまして、今後の感染再拡大に備えるとともに、地域経済の回復に向けた施策を展開するためには財源と人員の確保が必要であることから、今年度も全ての事業について見直しを行い、感染症対策をはじめ様々な状況の変化に柔軟に対応してまいりたいと考えております。
また、ワクチン予約サポートセンターやワクチンの大規模接種会場の
設置等に要する経費につきまして、現在取りまとめを行っているところであり、今
定例会への補正予算案の追加提案も検討しております。
議員各位におかれましては、御理解と御
協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
それでは、提出議案について説明に入らせていただきます。
今回の補正予算案は、新型コロナウイルス感染症への対策経費のほか、児童手当の制度見直しに伴うシステム改修経費や指定管理の更新に伴う債務負担行為など、今後の業務推進上、速やかに対応する必要があるものを計上しております。
まず、補正予算案の概要について申し上げますと、一般会計において17億1,799万円の増額、補正後の予算額3,801億6,837万円、特別会計において9,000万円の増額、補正後の予算額2,087億4,171万円、企業会計において12億1,259万円の増額、補正後の予算額817億487万円となり、全会計の合計では補正額30億2,059万円、合計の補正後予算額は6,706億1,495万円となりました。
補正後の予算を前年同期と比較しますと、一般会計では15.2%の減、特別会計では0.2%の増、企業会計では0.1%の減、全会計の合計額では9.2%の減となっております。
主な内容について申し上げますと、まず、新型コロナウイルス感染症対策関連の補正予算ですが、今回の補正予算案では合計で15億4,119万円を計上しております。
分野別に申し上げますと、まず健康福祉部門では、個別接種の体制整備及び集団接種における医療従事者の確保などに要する経費のほか、自宅療養者等の健康観察業務や県境を越えて移動された方を対象とするPCR検査キット配布等に要する経費でございます。
次に、経済観光部門では、くまもと森都心プラザに入居する首都圏等のベンチャー企業等への進出支援に要する経費でございます。
次に、消防部門では、消防団員が使用するマスクや消毒液の配備に要する経費でございます。
続きまして、新型コロナウイルス感染症対策関連以外の補正予算の内容につきまして、まず政策部門では、(仮称)防災基本
条例制定に向けた検討委員会開催等に要する経費でございます。
次に、財政部門では、貸付料が未納となっている市有地の明渡し及び未納貸付料の納付等を求める訴訟の提起に要する経費でございます。
次に、健康福祉部門では、先ほど申し上げました、児童手当の制度見直しに伴うシステム改修経費のほか、健康ポイント事業におけるマイナポイント付与に必要なシステム改修等に要する経費でございます。
次に、環境部門では、
熊本連携中枢都市圏地球温暖化対策実行計画の目標達成に向けた戦略策定に要する経費などに加え、家畜排せつ物受入設備増設工事のスケジュール見直しに伴う減額補正及び債務負担行為でございます。
次に、農水部門では、市街地等におけるカラス類対策に要する経費でございます。
次に、都市建設部門では、
熊本駅西土地区画整理事業地内における地質調査や公園長寿命化計画に基づく公園施設等の更新に要する経費に加え、池上インター線橋梁工事などに伴う債務負担行為でございます。
次に、教育部門では、金峰山少年自然の家の再建に伴うアドバイザリー業務や小中学校の1人1台端末の追加整備に要する経費でございます。
なお、アドバイザリー業務及び端末の追加整備経費については、合わせて債務負担行為を計上しております。
次に、特別会計のうち、競輪事業会計では、
熊本競輪事業懇談会からの意見を踏まえた競輪場再建に係る詳細設計経費でございます。
次に、企業会計のうち、病院局では給食調理業務委託などに伴う債務負担行為、上下水道局では
下水道事業債の繰上償還に要する経費でございます。
次に、地域コミュニティセンターをはじめ、くまもと森都心プラザなど、計33施設の指定管理更新等に伴う債務負担行為を計上しております。
最後に、機構改革による8事業の所管替えに伴う経費を計上しております。
以上が補正予算の歳出の説明でございますが、これを賄う財源として、それぞれの歳出に見合う国県支出金等の特定財源や市債を計上しますとともに、一般財源として繰越金を充当しておりますほか、競輪事業会計においては競輪事業施設整備基金を活用することとしております。
続きまして、
条例等の議案でございますが、主なものとしまして、まず、
くまもと森都心プラザ条例の一部
改正について御説明いたします。
これは、森都心プラザに、新たなビジネス支援拠点としてスタートアップ企業等が入居できるスモールオフィスを
設置するほか、地域における子育て支援を推進するための施設を新設する等の
改正を行うものであります。
次に、
熊本広域行政不服審査会を共同
設置する地方公共団体の数の増加及び
熊本広域行政不服審査会共同
設置規約の
変更についてでありますが、これは、
熊本広域行政不服審査会を共同
設置する構成団体として新たに合志市を追加することに伴い、共同
設置規約を
変更するものであります。
続きまして、
専決処分の内容について御説明いたします。
補正予算に関する
専決処分については、新型インフルエンザ等対策特別措置法に基づく、県の営業時間短縮要請に伴う
協力金に係る負担金として、2億9,638万円について
専決処分を行いました。この
専決処分については、
地方自治法第179条第3項の
規定に基づき
議会に
報告するとともに承認を求めるものでございます。
その他の議案につきましては、末尾に簡単な理由を付しておきましたので、説明を省かせていただきます。
以上で説明を終わりますが、何とぞ慎重に御審議の上、御賛同いただきますようお願い申し上げます。
○
原口亮志 議長 市長の提案理由の説明は終わりました。
それでは議案を付託いたします。
お手元に配付しております付託議案一覧表のとおり、それぞれ関係委員会に付託いたします。
┌─────────────────────────────────────┐
│ 令和3年 委員会付託議案一覧表
│
│ 第2回
定例会 │
│ 予算決算委員会
│
│ 議第165号
専決処分の
報告について
│
│ 議第166号
令和3年度
熊本市
一般会計補正予算 │
│ 議第167号 同
競輪事業会計補正予算 │
│ 議第168号 同
病院事業会計補正予算 │
│ 議第169号 同
水道事業会計補正予算 │
│ 議第170号 同
下水道事業会計補正予算 │
│ 議第171号
熊本市
附属機関設置条例の一部
改正について
│
│ 議第172号
熊本市
税条例等の一部
改正について
│
│ 議第173号
熊本市
手数料条例の一部
改正について
│
│ 議第174号
熊本市
墓地条例の一部
改正について
│
│ 議第175号
熊本市
納骨堂条例の一部
改正について
│
│ 議第177号
熊本市
病院事業条例の一部
改正について
│
│ 議第179号
くまもと森都心プラザ条例の一部
改正について
│
│ 議第181号
熊本市
都市公園条例の一部
改正について
│
│ 議第202号 訴えの提起について
│
│ 議第205号 和解の成立について
│
│ 総務委員会
│
│ 議第200号
熊本市及び合志市における
連携中枢都市圏の形成に係る連携協│
│ 約の一部
変更について
│
│ 議第201号
熊本広域行政不服審査会を共同
設置する地方公共団体の数の増│
│ 加及び
熊本広域行政不服審査会共同
設置規約の
変更について
│
│ 議第203号
工事請負契約締結について
│
│ 議第204号 同
│
│ 厚生委員会
│
│ 議第176号
熊本市
保護施設等の設備及び
運営に関する基準を定める
条例の│
│ 一部
改正について
│
│ 環境水道委員会
│
│ 議第178号
熊本市
水道事業、
工業用水道事業及び
下水道事業の
設置等に関│
│ する
条例の一部
改正について
│
│ 都市整備委員会
│
│ 議第180号
熊本市
自転車駐車場条例の一部
改正について
│
│ 議第182号 市道の認定について
│
│ 議第183号 同
│
│ 議第184号 同
│
│ 議第185号 同
│
│ 議第186号 同
│
│ 議第187号 同
│
│ 議第188号 同
│
│ 議第189号 同
│
│ 議第190号 同
│
│ 議第191号 同
│
│ 議第192号 同
│
│ 議第193号 同
│
│ 議第194号 同
│
│ 議第195号 同
│
│ 議第196号 同
│
│ 議第197号 同
│
│ 議第198号 同
│
│ 議第199号 同
│
└─────────────────────────────────────┘
────────────────────────────
○
原口亮志 議長 本日の
日程はこれをもって終了いたしました。
この際、お諮りいたします。
明8日は、議案調査のため休会いたしたいと思いますが、御
異議ありませんか。
(「
異議なし」と呼ぶ者あり)
○
原口亮志 議長 御
異議なしと認めます。
よって、明8日は休会することに決定いたしました。
次会は、6月9日(水曜日)定刻に開きます。
────────────────────────────
○
原口亮志 議長 では、本日はこれをもって散会いたします。
午前10時55分 散会
〇本日の
会議に付した事件
一、
日程第1
一、
議長辞職の件
一、
議長の選挙
一、副
議長辞職の件
一、副
議長の選挙
一、
日程第2ないし
日程第42
令和3年6月7日
出席議員 48名
1番 紫 垣 正 仁 2番 上 田 芳 裕
3番 山 本 浩 之 4番 北 川 哉
5番 古 川 智 子 6番 島 津 哲 也
7番 吉 田 健 一 8番 伊 藤 和 仁
9番 平 江 透 10番 荒 川 慎太郎
11番 齊 藤 博 12番 田 島 幸 治
13番 日 隈 忍 14番 吉 村 健 治
15番 山 内 勝 志 16番 緒 方 夕 佳
17番 高 瀬 千鶴子 18番 三 森 至 加
19番 大 嶌 澄 雄 20番 光 永 邦 保
21番 高 本 一 臣 22番 福 永 洋 一
23番 西 岡 誠 也 24番 田 上 辰 也
25番 浜 田 大 介 26番 井 本 正 広
27番 藤 永 弘 28番 原 口 亮 志
29番 田 中 敦 朗 30番 小佐井 賀瑞宜
31番 寺 本 義 勝 32番 原 亨
33番 大 石 浩 文 34番 村 上 博
35番 那 須 円 36番 園 川 良 二
37番 澤 田 昌 作 38番 田 尻 善 裕
39番 満 永 寿 博 40番 田 中 誠 一
41番 津 田 征士郎 43番 藤 山 英 美
44番 落 水 清 弘 45番 倉 重 徹
46番 三 島 良 之 47番 坂 田 誠 二
48番 白河部 貞 志 49番 上 野 美恵子
説明のため出席した者
市長 大 西 一 史 副
市長 深 水 政 彦
副
市長 中 村 賢 政策局長 田 中 俊 実
総務局長 宮 崎 裕 章 財政局長 田 中 陽 礼
文化市民局長 横 田 健 一 健康福祉局長 石 櫃 仁 美
環境局長 三 島 健 一 経済観光局長 田 上 聖 子
農水局長 岩 瀬 勝 二 都市建設局長 井 芹 和 哉
消防局長 西 岡 哲 弘 交通事業管理者 古 庄 修 治
上
下水道事業管理者萱 野 晃 教育長 遠 藤 洋 路
中央区長 星 子 和 徳 東区長 津 田 善 幸
西区長 甲 斐 嗣 敏 南区長 江 幸 博
北区長 小 崎 昭 也
職務のため出席した
議会局職員
局長 富 永 健 之 次長 和 田 仁
議事課長 池 福 史 弘 政策調査課長 上 野 公 一...